オンライン合コン専用マッチングサービス4つを徹底比較

2020年4月以降、オンライン飲み会が1つのブームになりました。男女の出会いを求める動きもオンライン化しており、合コンをオンライン上でマッチングさせるサービスが登場してきました。

この記事では、4月以降に新たに生まれたオンライン合コンのマッチングサービスを4つを、実際に使ってみた体験談も含めて紹介します。

オンライン合コン

新型コロナウィルスの影響で、「オンライン合コン」が1つのブームになっています。オンライン合コンは、知人を誘って行うパターンの他に、オンライン合コンのマッチングサービスを利用するパターンもあります。知人を誘うのはハードルが高い、という人も、マッチングサービスの利用であれば気軽に利用することができます。

今回紹介する4つのオンライン合コン・サービスは、全てZOOMを使って提供されています。初めてオンライン合コンサービスを利用する際は、予めZOOMを試しに使ってどんな機能があるのか把握しておくと良いでしょう。

ズムコン

ズムコンは、真っ先にオンライン合コンの文化を作っていったフロンティアとも言える存在です。ズムコンでは、毎日6回のオンライン合コンが行われており、Lineからエントリーしマッチングが成立すると、ZOOMを使って40分間の合コンができるシステムです。

各回男女10名ずつ程度の応募があるようで、この中からシステムがマッチングペアを決めて、男女2名ずつで合コンを行う形になります。男女の人数差がある場合はマッチングしないことも多々あります。

料金
- 男性: エリアプラン(近いエリアの人同志でのマッチング)で1,500円、フリープラン(エリア無関係のマッチング)で1,000円
- 女性: 完全無料
スケジュール
- 18:00, 19:00, 20:00, 21:00, 22:00, 23:00から開始の40分間。どの枠に申し込むかを決めて、応募する。
- ZOOMの制約により、40分が経過すると突然切断されるので注意
オンライン合コンの流れ
- Line上の申し込みフォームから申し込む枠を指定してエントリー。毎回マッチングできるわけではないので、参加可能な枠は全てエントリーしておくと良い。
- 開始20分まえにLineでマッチング結果が届く。マッチングしなかった場合は1時間後のマッチングを待つ。
- マッチングした場合、その次に送られてくる支払いフォームを使って、クレジットカードなどで参加費の支払いを行う。
- 開始5分前にLineで参加URLが届くので、そのURLをZOOMで開いて、オンライン合コンに参加。
- 主催者側の参加はなく、マッチングした最大4名の方で自由に話を進める。40分の間で相手が変わることはない。
その他の情報
- 慣れていない人の場合、音声トラブルなどで参加できずそのまま退室になることもある。
- ドタキャンも多く、マッチングして待機していても、異性の方が現れないこともある。待っても異性の方が現れない場合、運営にLineで連絡すると、返金される。
- 1名での参加も可能で、その場合は別の1人参加の同性の方と、2名の異性の方とマッチングされる。

スマホのZOOMアプリの場合、一度に画面に表示されるのは4名までであったり、もっと大人数だと誰が何を喋っているのかわからなくなるので、ズムコンの参加人数が4名というのはちょうどいいです。

自身も一番よく使っているオンライン合コンサービスの1つです。

相席屋オンライン

相席屋オンラインは、出会いの老舗である「相席屋」が運営しており、まさしく相席屋のオンライン版と言える存在です。相席屋オンラインでは、1日4回のイベントを実施しており、各回に男女5〜10名ずつが参加しています。

オンライン合コンというよりは、相席屋のオンライン版となります。

料金
- 男性: 1,100円(税込)、女性: 0円
スケジュール
- 20:00, 21:10, 22:20, 23:30からの約1時間。毎日開催。エリアによって時間帯が設定されているので要注意。
オンライン合コンの流れ
- Line経由の申し込みフォームで空席のある回のイベントを指定し申し込み、そのまま参加費の支払いを行う。
- 時間になったら、マイページにある参加URLからZOOMを開いて、オンライン合コンに参加。冒頭で乾杯を行うので、飲み物を手元に準備しておくと良い。
- ZOOMでは、運営を行っているMCの方の指示にしたがって動く。
- 集まったメンバー(おおよそ男女5〜10名ずつ)で乾杯をした後、1対1のルームに移動し、10分程度の相席を楽しみ、元の部屋に戻る。これを3回くらい繰り返す。
- 最後の相席では、お話ししたい相手の希望を集めたのちに、その希望を最大限考慮して相席相手をマッチング。
- 全ての相席完了後、連絡先交換などを経て終了。
その他の情報
- 運営を行うMCの方がいるので、トラブル時にも最大限対応をしてくれる。
- 相席タイムは長くて10分程度なので、深い話をする前にタイムアップになってしまう。
- 最後に連絡先交換タイムもあるが、基本的に10分の相席タイムの間に行っておくべき。
- 複数回参加していると、以前一度相席したことのある人と再び相席になることもある。
- 参加する男女の人数比に偏りがあると、休憩になる相席タイムも発生する。

確実に複数名の方とお話しすることもできる一方で、お話しできる時間が短かったり、複数回参加していると何度も同じ人とお話しすることもあるので、気まずくならないように注意すべきでしょう。

リモパbyスイッチバー

リモパbyスイッチバーは、銀座コリドー街や大阪梅田など東京・大阪エリアに計6店舗を構えるスイッチバーが運営するオンライン合コンサービスです。

料金
- 男性: 1,000円(ただし、Lineからの申し込みで今なら0円で参加可能)、女性: 0円
スケジュール
- 毎週水曜・土曜・日曜の20:00〜24:00に営業。途中参加・途中抜けも可能
オンライン合コンの流れ
- Line経由で申し込みを行う。Lineからの申し込みの場合、現在無料なので支払いは不要。
- 20時以降の自由なタイミングで指定されたZOOMにログインする(途中参加もOK)。
- 20:00-21:00の間は、フリータイムとなっており、ランダムに割り振られてブレイクアウトルームでお話をする。
- 21:00-22:00の間は、大雑把に年齢別でブレイクアウトルームに割り振られ、お話しする。
- 22:00-23:00の間は、職業別でブレイクアウトルームに割り振られ、お話しする。
- 23:00-24:00の間は、地域別でブレイクアウトルームに割り振られ、お話しする。
- 24:00になったら終了、途中での退室はいつでもOK。
その他の情報
- いつまでにログインしなければいけない、という決まりはないので、4時間の間の自由な時間に利用できる。
- 自分が参加した時は、フリータイムは10名くらいが1つのブレイクアウトルームに割り振られており、スムーズに話を進めることは難しい。
- 割り振られたブレイクアウトルームでは、1時間の時間があるが、ちょっと長い。
- 何度かグループ変更があるが、再度同じ人が含まれるグループになることは多く、自分以外の人たちが既にお話ししている人ばかりになると、アウェー感がある。
- 途中から少しずつ人は減っていく。
- 7月24日時点では、まだ運営側も試行錯誤しながら行っている感じがある。

1つのブレイクアウトルームに割り振る人数をちゃんとコントロールすることができれば、もっといいオンライン合コンになりそうです。

meguri

オンライン合コン「meguri」では、男女2〜3名ずつで約1時間のオンライン合コンを行うことができるサービスです。「ズムコン」に似た形式となっていますが、こちらは毎日の開催ではなく、週3日ほどの開催であり、さらに1部(20:00〜)と2部(22:00〜)の1日2回開催のみとなっています。

料金
- 男性: 2,000円(初回は500円割引)、女性: 無料
スケジュール
- 週3日(金曜、土曜、日曜)の開催
- 20:00-21:00の第1部、22:00-23:00の第2部
オンライン合コンの流れ
- Line上で申し込みを行った後、案内可能であった場合はその後に送られてくる請求書に従ってクレジットカードで決済する。
- 開始10分前のタイミングで送付されるURLを使ってZOOMにアクセスする。冒頭で乾杯を行うので、飲み物を手元に準備しておくと良い。
- 開始後は、運営のMCの方にオンライン合コンの流れを説明してもらい、参加者内での合コンを開始
- 終了10分前くらいに、カップリング・アンケートを実施、カップリングした場合、連絡先が交換できる？
- 時間になったら終了
その他の情報
- 最後に行うカップリング・アンケートでカップリングした場合、連絡先が交換できるという案内だったが、その真偽は不明。可能であれば、オンライン合コン中に交換しておいた方がいい。
- 参加人数は5〜6人になることもあり、スマホからの参加の場合、全員の顔を一度に見れない可能性がある。
- 申し込み周りのフローは、他のサービスと比べるとアナログな感じがあり、タイムラグがある。

まとめ

今回は、オンライン合コンサービスを4つ比較してみました。マッチングできるかどうかが直前まで分からないという欠点はある物の、私自身は「ズムコン」が最も使いやすいと感じています。

まだオンライン合コンサービスを利用したことのない人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。