街コン365日ブログ

2020年04月15日

出会いの場をオンラインに移行するサービスが続出。

2020年5月2日更新

今まで出会いの場は、合コンや友達の紹介を中心としたオフラインの出会いから、マッチングアプリなどを利用したオンラインの出会いに移ってきました。さらに、新たな出会いの場として、相席屋や相席ラウンジを中心としたオフラインでの出会いが登場しました。このように、中長期のトレンドで、出会いの場は、オフラインからオンライン、そして再びオフラインに行き来してきました。

そして、その出会いの場が、再びコロナウィルスの影響でオンラインに戻ってこようとしています。今回の記事では、スピーディーに出会いの場をオフラインからオンラインにピボットしたサービスをいくつか紹介したいと思います。

街コンジャパンの街コン「V BAR」

V BARについては、以前の記事街コンジャパンの新サービス「V BAR」を試してみたでも紹介を行いました。V BARの一番最初のイベントは、かなり早く3月14日に行われています。3月14日といえば、国内での感染者が750名ほどの時期でした。参考のために、東京及びその他いくつかの地域で非常事態宣言が出された4月7日の感染者は4,100名、この記事を執筆している4月15日時点では8,100名となっています。非常事態宣言が出されるより、3週間も早いタイミングでこのような新サービスをローンチしているのには大変驚きです。

ローンチ当初はいろいろ問題も発生しましたが、今では毎日50〜100名ほどの参加者を集めるほどにまで成長しています。サービスの基本的な内容は変更はないですが、この1ヶ月で細かな部分が改善されていったようです。

そして、4月16日からは、5 minutes ONLINE for Android という新しいサービスも始まります。V BARでは、複数人での会話がメインですが、「5 minutes ONLINE for Android」では5分ごとに1対1で会話する形式のイベントです。V BARの場合、自由にトークルームに出入りすることができるため、出入りが激しいトークルームでは同じ会話を延々と繰り返す形になってしまいます。「5 minutes ONLINE for Android」では、実際の街コンイベントをオンラインで再現することに成功する期待がもてますね。

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オンラインレストランDine

デートにコミットするデーティングアプリ「Dine」では、4月15日に新しく「オンラインレストランDine」というサービスをローンチしました。通常、Dineではアプリ上でマッチングした後、近辺のレストランで合流し、デートをする流れになります。しかし、緊急事態宣言を受けて、実際に顔を合わせるようなデートを自粛する形となりました。

オンラインレストランでは、Dineの中でマッチングした相手とアプリ内のテレビ電話を使って話をすることができます。

会話中は、フードやドリンクの代わりにアプリ内で「恋する10個の質問」をオーダーできるようになっています。このメニューを注文すると、「シェフの気まぐれコース」として、会話に使える複数の質問が運ばれてくるようになっています。

まだローンチ直後であり、口コミ情報が出てくるのはこれからですが、私も体験したらぜひレポートしたいと思います。

いま、マッチングアプリにできること。 | Dating Guide

Rootersのオンラインパーティー

街コン・恋活パーティーを多数企画するRootersでも、この事態を受けてオンラインパーティーへの取り組みを開始しました。4月15日時点では詳細は不明です。しかし、4月14日に送られてきたメルマガによると、

  • 4月17日からオンラインパーティーを開始すること
  • オンラインミーティング・ツールで有名な「zoom」を利用する予定であること
  • 近々、Webサイトにて詳細を公開する予定であること

が書かれていました。弊サイトにおいても、体験したらぜひレポートしたいと思います。

街コン・恋活・合コン・婚活パーティーのRooters - ルーターズ -

ON-LINE相席屋 <β版>

相席の最大手とも言える相席屋もゴールデンウィークに入り、オンラインでのサービスを開始しました。ON-LINE相席屋では、1回1時間のイベントとなっており、10分ごとに相席するお相手を交代し、最大5人の異性の方と1対1でお話しすることができます。

他のサービスと比べると、1人の人と相席できる時間が10分しかないため、あまり深いお話をすることなく次のお相手の方と交代になりそうです。また、10分という短い時間なので、連絡先の交換やその後の進展も難易度が高いと考えられます。

利用するツールは、ZOOMとのことです。他のサービスも同様ですが、オンライン・コミュニケーション・ツールの場合、スムーズにグループの交代を行えないと考えられます。

ON-LINE相席屋 <β版>

PARTY☆PARTY

婚活パーティーを多数開催しているIBJのPARTY☆PARTYでもゴールデンウィークに入ってから、オンラインでのサービスが開始されました。1日に20以上のイベントがセッティングされており、比較的集客状況も良いようです。Rootersや相席屋と比べるとイベントの開催回数が大幅に多いのが特徴的でしょう。

1時間ほどのパーティー時間でとなっています。1対1で話をするタイプのイベントとグループで話をするタイプのイベント共に存在するようです。

PARTY☆PARTYのオンラインパーティー

オンラインキャバクラ「ズムキャバ!」

出会いを目的としたサービスではないですが、キャバクラの世界でもオンライン化が進んでいます。Twitterアカウント「ズムキャバ!」オンライン専門ZOOMキャバクラは、4月5日に最初のツイートが行われていらい、大変賑わっています。実際、コロナウィルスの影響で仕事が突如としてなくなった全国のキャバクラ嬢たちが、ズムキャバに登録しているようです。

通常のキャバクラでれば、キャバ嬢の方のお酒代が必要となり、そのお酒の量によって金額がどんどん膨れ上がります。ズムキャバでは、ドリンク代が不要になるので、会計もシンプルで、1セット60分で4,000円、指名料が別途2,000円となっています。

また、ズムキャバも、他のサービスと同様、このような事態に陥ってからサービス開発が行われたサービスとなるため、様々なツールを駆使したサービス内容となっています。具体的には、ズムキャバを利用するには、Lineを使ってスタッフを友達追加する必要があります。そして、Line上で指名の有無や時間などの希望を伝えます。その後、予約が確定したら、Line Payを使って決済を行います。時間がくると、スタッフの方からZoomのURLが送られてくるので、Zoomにログインし、キャバ嬢の方との会話を楽しみます。

このように、Line@やLine Pay、そしてZOOMと最近のテクノロジーを駆使したサービス内容となっています。

ZOOMキャバクラについては、もしかしたらコロナウィルスによる外出自粛が解除された後も、地方のキャバクラを存続させるために継続するかもしれないサービスといえますね。

オンライン専門ZOOMキャバクラ「ズムキャバ!」

まとめ

今回は、東京含め7都道府県において、緊急事態宣言が発令された今、出会いを目的としたサービスがオンラインにピボットした例をいくつか紹介しました。

新型コロナウィルスの影響は長期化すると見られる意見も多数聞きますので、今後も同様のサービスは続々とオンラインに移行していくかもしれません。

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