街コン365日ブログ

2021年01月03日

ホワイトキーによるAIマッチング・婚活パーティーを徹底調査

今回は、婚活パーティーの主催業者の1つである「ホワイトキー」に的を絞って、そのメインスタイルである「AIマッチング」式の婚活パーティーの様子を紹介したいと思います。

ホワイトキーとは

ホワイトキーは、北海道で創業した婚活パーティーを行う事業者であり、全国各地の多くの都市をカバーしています。2021年1月中旬の土曜日で検索すると、75件の婚活パーティーがヒットします。日本だけでなく、バンコクや上海・北京でもイベントを実施しています。

費用帯としては、男性5,000〜6,000円・女性500〜1,500円となっており、年間延べ40万人以上の人が参加している婚活パーティーです。

ホワイトキーの「AIマッチング式」婚活パーティーの流れ

ホワイトキーの「AIマッチング式」婚活パーティーは以下のような流れで行われます。

  1. 受付:
  • 入り口で名前と本人確認書類を使い受付を行います。支払いをしていない場合はここで支払いも済ませます。
  1. プロフィールシートの記入:
  • 最初の座席から既に男女でペアとなって座るので、早めに会場入りし、プロフィールシートを完成させて、同じ席の異性の方とお話しして待つと良いでしょう。
  1. パーティースタート:
  • 司会の方のアナウンスがあり、トークタイムのスタートです。1回目のトークタイムは4〜5分ずつの時間で全員とお話をします。
  1. 中間印象シートの記入と提出:
  • 最初の座席(ペアの人も最初と同じ相手)に戻ってきて、中間印象シートの記入と提出します。
  1. 休憩時間(兼フリータイム):
  • 中間印象シートを提出した後、5〜10分程度の休憩時間(兼フリータイム)。この間に、再び同じ座席の人とコミュニケーションをとると良いでしょう。もし、同じ座席の人とのコミュニケーションが無理だと思った場合は、トイレに立つなどして、同じようにトイレに立った異性の中にタイプの方がいたら、少し離れたところでその人と話すのも良いでしょう。
  1. 中間印象シートの結果確認:
  • 結果を確認し、その後の戦略を立てます。
  1. 2回目のトークタイム:
  • 解析結果シートに記載の「AIマッチングタイムで話すお相手」の3人と再びトークタイム。
  1. 最終カップリングカードやアンケート用紙などの記入・提出:
  • このときは、一番最初のペアの相手ではなく、「AIマッチングタイムで話すお相手」の3人目の方と同じ座席になります。
  1. 帰宅の準備:
  • 最終カップリングカードやアンケート用紙を提出した後は、少し時間がかかるので、帰る準備をしながら、再び隣の異性の方とコミュニケーションをとると良いでしょう。
  1. 退室:
  • スタッフによる最終カップリングカードを元にしたマッチングが完了したら、終了のアナウンスがあり、男性→女性の順に会場を後にします。このときに番号の書かれたネームプレートと引き換えにカップリング結果の書かれた封筒をもらって退出します。
  1. (マッチングしていれば)合流:
  • エレベーターの中などで封筒の中を確認し、見事カップリングが成立した場合は会場の外で合流し、連絡先交換などを行います。

最後にもらう封筒はこんな感じです。

この封筒の中に運命の結果が書かれているわけです。

ホワイトキーの婚活パーティーの特徴

ホワイトキーの婚活パーティーの特徴は、

  • AIマッチングによる中間印象の確認
  • 中間印象の結果に合わせて2回目のトークタイム
  • リアル婚活力診断による数値変化の確認
  • カップリングしなくても連絡先を渡すことができる

の4点と言えます。それぞれ細かくみていきましょう。

AIマッチングによる中間印象の確認

ホワイトキーの「AIマッチング式」婚活パーティーでは、中間印象のタイミングで皆さんが記入した内容を元に分析結果シートをもらうことができます。

この分析結果シートのサンプルは以下のようなものです。

ここに書かれている内容をまとめると、

  • 自身が指名した相手とのカップリング率
  • 自身が指名した相手(第3指名まで)のライバル数
  • 自身を指名してくれた相手(指名順位もある程度判断可能)

となっています。指名が上位でマッチングしており、かつライバル数が少ないとカップリング率が上昇するような仕組みになっていると思います。

このカップリング率を元に、最終マッチングをどうするかを決められるので、戦略も問われますが、最終マッチングの際にマッチング率が低い相手に無理に攻め込まないような配慮がなされているものと思われます。

中間印象の結果に合わせて2回目のトークタイム

中間印象の分析結果シートにはもう1つ「AIマッチングタイムで話すお相手」という欄があります。ホワイトキーのAIマッチング式婚活パーティーでは、1周異性の方とお話しした後に中間印象を行った後、再度3回のトークタイムが設けられています。この3回のトークタイムで話す相手は、中間印象の結果を元にマッチング状況を考慮して自動で選択されます。

他社の婚活パーティーの場合、2回目のトークタイムは一切なしであったり、全員と2回目のトークタイムを設けるものがほとんどです。1回のトークタイムでは決めきれず、また全員と2回話す必要もない、と考える人にとっては最適な仕組みと言えます。

また、2回目のトーク人数を絞ることで、それぞれの方とのトーク時間を多く確保することができる、というメリットもあります。

リアル婚活力診断による数値変化の確認

ホワイトキーの婚活パーティーでは、1回1回の婚活パーティーの結果をホワイトキーのマイページから振り返ることができるようになっています。この振り返りができるようにするためにも、ホワイトキーの婚活パーティーに参加するときは、公式サイトから申し込むのが良いでしょう。

上記のようなグラフで、今までの参加ごとのパフォーマンスを確認することができます。

ここで確認できる指標は「ファースト・インプレッション」「ファイナル・インプレッション」「リアル婚活力(総合点)」の3つです。これにより、1回目のトークタイムと2回目のトークタイムのどこを直すべきかの指標とすることができ、婚活パーティーのPDCAができるようになります。

カップリングしなくても連絡先を渡すことができる

ホワイトキーの婚活パーティーでは、最初に配られるパーティー・セットの中に3枚の連絡先カードが入っています。この連絡先カードはカップリングしなかったとしても渡すことができるものとなっています。

この連絡先カード、最後のマッチングシートを提出するときにアナウンスがありますが、それよりも前に直接お相手の方に手渡しすることも可能です。むしろ、直接手渡ししてしまう方が、お相手の方の反応も確認することができるので良いでしょう。

何度か参加した自分の感覚では、2回目のトークタイムでお話しすることになった3人のお相手に、この連絡先を直接手渡しするのが良いと思います。

ホワイトキーのプロフィール用紙

ホワイトキーのプロフィール用紙(男性バージョン)は以下のようなものとなっています。

項目を列挙すると、

  • 名前
  • 年齢
  • 住所(市町村 + 区郡)
  • 一人暮らし or 同居
  • 血液型
  • 身長
  • 出身地
  • タバコ
  • お酒
  • 職業
  • 勤務地
  • 最終学歴
  • 婚歴
  • 子供
  • 結婚について
  • 家族構成
  • 休日(曜日)
  • 休日の過ごし方
  • 好きな異性のタイプ
  • 自分の性格を一言で
  • 趣味・資格・特技
  • 年収
  • パートナー選びで重視するのは?
  • 恋愛を長続きさせるのに必要なことは?
  • 初デートで行くオススメの場所は?

となっています。「年収」は男性のみの項目となっており、女性の方はこの部分が「得意料理」という項目に変わっています。

ホワイトキーのメリットとデメリット

ホワイトキーのメリット

  • 中間印象の結果が情報豊富であり、最終カップリングのための戦略を立てやすい。
  • (ペア自体は運任せですが)2回目のトークタイムが設定されており、第1印象勝負になりにくい。
  • 隣の席とのスペースは十分に設けられているので、2人での会話に集中できる。
  • 最初の席のペアの方とは、トータルで20分以上話をすることができるので、お互いのことを深く知ることができて、カップリング率は他の人より高くなる。

ホワイトキーのデメリット

  • 比較的大手の婚活パーティー業者とはいえ、開催場所は主要地域に限られてしまう。
  • 男性・女性の人数比のコントロールの問題で、7:10くらいになることもある。全体の人数は比較的少なめに設定されている分、少しでも人数差が出るとマッチング率に影響が出てしまいます。
  • 男女ともに常連化してしまう人がおり、場合によっては同じホワイトキーのパーティーで同じ人に再開することもある。

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