街コン365日ブログ

2018年07月09日

彼氏・彼女と遠距離恋愛になった! 実際にあった「遠距離恋愛失敗談」

恋愛を継続して結婚まで至るためには、やはり実際に会って会話を重ね、二人の距離を縮めていくことが大切ではないでしょうか。
しかし、会社都合などやむを得ない事情で遠距離恋愛になってしまうこともあります。

今回は、結婚まで考えていた二人が遠距離恋愛になったことで関係が終わってしまった失敗談についてお話しします。

遠距離恋愛の最大の敵は疑心暗鬼だった

「二人が愛し合っていれば遠距離だろうと問題ない」と思っている人はとても多いのではないでしょうか。確かに、最初の数カ月は近くにいたときよりも会える回数が減った分、お互いを思う時間は増えるかもしれません。しかし、数カ月も経つと現実の生活に慣れてしまい、遠く離れた恋人よりも近くにいる友達の方が身近に感じてくることもあるのです。両方が同じペースで心が離れて行っていまえば問題にはならないでしょう。

しかし、片方の心が離れても、もう一方が離れていかないとトラブルが起きるのです。とくに、距離が離れた分相手を想う時間が増えた人は、相手の行動が気になります。「今日は仕事が休みだけど何をしているのだろうか」「もう仕事は終わっている時間だけど家に帰っているだろうか」と想像するのです。そして相手に電話をしてみると「自宅にいるはずの時間帯に帰宅していない」ということがあり、疑心暗鬼が始まるのです。

恋愛中は、自分に自信を持つことができないものです。「自宅にいないということは、誰かと飲みに行っているのかもしれない」という想像でやめておけばいいのに、「相手は女性だろうか。男性だろうか。」と余計なことまで考えてしまうのです。そして、帰宅するときまでしつこく連絡をして「誰とどこに行っていたのか」を追求してしまいます。追及された方は、疑われている気がするものです。やましいことがなくても疑われたという事実で相手を嫌になってしまうこともあるのです。

疑心暗鬼が始まった出来事

実際に疑心暗鬼が原因で破局を迎えた失敗談があります。当時は遠距離恋愛中であったため、仕事中に電話をしてはいけないと思い、ひたすら電話は待つ側でした。毎日のように電話はかかってきましたが、決まって電話は車の中からかけられていたのです。

電話の声は、いつも車内のせまい空間に反響していました。ある日「なぜ自宅の駐車場まで帰ってきて、自宅からではなく車内から電話をするのか」と聞いてみたのです。答えは曖昧なものでした。駐車場は自宅の真下にあります。自宅に誰もいなければ、自宅に入ってからゆっくりと電話をした方がいいはずです。

このときから心にもやもやとしたものが沸き上がったのです。

疑念を振り払うために起こした行動と結果

モヤモヤとした心のまま数カ月が経過しました。

相変わらず電話は車内からかかってくることが多く、こちらからかけると留守番電話になっていることがほとんどでした。結婚を意識していたこともあり、いずれにしても結論は早めに出したかったため、思い切って突撃訪問をしてみることにしたのです。

相手には訪問することを伝えていません。平日の昼間に訪れて、相手が帰宅するまで時間をつぶして待っているつもりでした。ところが、相手の自宅前まで来た時に思わぬ光景を目にしたのです。

相手の自宅のベランダには異性の服が干されていたのです。ベランダにある洗濯物をみて、すべてがわかりました。私は、相手に会うことも時間をつぶすこともなく、その足で帰宅しました。

以後のはなし

帰宅して数日後、見てきたことをそのままメールにして送りました。

返事は「ごめん」でも「違う人のベランダだ」という言い訳でもなく、「黙って訪問してベランダをチェックするなんて問題だ」という怒りの返信でした。自分がしてきた行動よりも、自分がされた行動の方が気になるらしく、気持ちが悪いから「引越しをする」ということでした。

洗濯物の持ち主については一切話をすることができず、状況はわからないままですが、確かのことは「相手の心の中に私は必要ない」ということだったのです。

悲しい気持ちになるのかと思っていたけれど、意外と心は傷つかず、あっさりと二人の関係を終わらせることになりました。自分では気が付かなかったけれど、相手と同じように自分自身の心も傷がつかないくらいまで冷めていたのかもしれません。遠距離恋愛は、離れた直後は「離された」という悲劇の二人に感じ、愛は一層深まるものかもしれません。しかし、遠距離恋愛が長く続いてしまうと、距離は物理的な距離だけでなく、心の距離になっていくのかもしれません。

この経験から得た教訓は「結婚を考えるならば、遠距離期間は短くすべし」です。

結婚を考えている場合は、あまりにも長く待っていると結婚のタイミングを逃してしまうこともあります。疑心暗鬼になっている場合は、こわくても思い切って行動し、自分の中ではっきりと結論を出してもいいのではないでしょうか。

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