街コン365日ブログ

2018年07月16日

【アンケート結果の公開】恋活アプリ(サービス)を利用している割合はどのくらい?

恋活アプリ(サービス)がたくさんローンチされ、一般に普及してきました。一方で、「世の中の人のどのくらいの人が恋活アプリを利用している(したことがある)のか?」という疑問が生じます。

そこで今回、当サイトによる独自調査を実施しました。調査項目はいろいろありますが、本記事では1,329人の方に「恋活アプリ(サービス)の利用経験」を聞いた結果をご紹介します。

アンケートの内容

今回、インターネット上のオンライン調査ツール「Google Survey」を用いて、

恋活アプリ(サービス)の利用経験を教えてください。

  • 今現在、利用中である
  • 今は利用していないが、過去利用していた。
  • 今も過去も利用していない

というアンケートを実施しました。恋活アプリの運営会社などが実施しているアンケートでは、母集団が偏ってしまいます。しかし、今回の調査では、Google社が提供しているオンライン調査ツールを用いて、「18歳以上の54歳以下」という年齢フィルタリング以外には一切の絞り込みを行っていません。そのため、母集団の偏りがない状態でのアンケートとなります。

今回の調査では、上述した質問だけでなく、「今現在、利用中である」「今は利用していないが、過去利用していた」を選択した人を対象に、「利用期間」「今まで出会った異性の人数」についてもアンケートを行いました。その結果、全体で1,316人の回答者から回答が得られ、「利用期間」「今まで出会った異性の人数」のアンケートについても、100件の回答を集めることができました。「利用期間」「今まで出会った異性の人数」については追って別記事にて紹介したいと思います。

なお、アンケート自体は、2018/07/11から2018/07/14の3日間で行い、1,316人を対象にアンケートを行い、スクリーニングに通過したサンプル数は100件、アンケート実施に要した費用は全体で33,500円となりました。Google Surveyを用いてアンケートの実施を考えている人は参考にしてみてください。

アンケート結果とその分析

Google Surveyのすごいところは、アンケートで質問した内容以外に、「性別」「年齢」「地域」の情報をGoogleで蓄積した情報をもとにして情報追加してくれる点です。そのため、これらの属性をかけ合わせたクロス集計が簡単にできます。

全体のアンケート結果

まずは、全体のアンケート結果です。

全体の中で、恋活アプリ(サービス)を利用したことがある人は、「今、現在利用中である」「今は利用していないが、過去利用していた」を足しても、わずか8.1%のみです。普段、恋活アプリ(・サービス)を利用している人からすると、たくさんの異性の方が表示されるので、もっと多くの人が使っていると思い込みがちですが、実際にはたったの8.1%程度ということになります。

満員に近い通勤電車では、1両あたり250人前後の人が乗車していると言われています。すると、そのうちの20人前後が恋活アプリ(サービス)の利用経験があり、5〜6人の方が「今、現在利用中である」ようです。

性別・年齢層別

では、クロス集計として、性別・年齢層別でも見てみましょう。

突出しているのは、「18-24・男性」です。この層では実に18.99%の人が恋活アプリ(サービス)の利用経験があるようです。その一方で、同じ年齢層の女性は、6.46%と全体と比べても低い水準になっています。

また、ほとんどの層において、「今、現在利用中である」「今は利用していないが、過去利用していた」の比率において、「今は利用していないが、過去利用していた」層の割合が多いのに対し、「25-44・男性」についてはその比率が同じか「今現在利用中である」が多くなっています。

地域別

地域別にみるとこうなっています。

突出して利用経験が多いのが「九州」、逆に利用経験が少ないのは「四国」「北海道」でした。四国については人口の多い都道府県が存在しないことから、ウェブ上ではマッチングしにくいというのが影響しているのかもしれません。北海道については、地域が広すぎて、同じ都道府県の人とマッチングしても気軽に会いに行けるような距離ではない可能性もあるのが原因かもしれません。

九州については、14.54%の人が恋活アプリ(サービス)の利用経験がある、という回答が得られました。九州は恋愛に貪欲な人が多いのかもしれないですね。

まとめ

今回は、1,329人の方に「恋活アプリ(サービス)の利用経験」を聞いた結果をお伝えしました。その結果は約8.1%の方が恋活アプリ(サービス)の利用経験があるという結果になりました。この数を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、年齢や性別、地域といった属性によってその利用率に大きな違いがあることがわかりました。

次の記事以降では、利用経験がある人に対して追加の質問を行った結果をご紹介したいと思います。

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